やすだホームが
こだわることPURSUE WITHOUT COMPROMISE

木へのこだわり BEING PARTICULAR ABOUT WOOD

大工である事
大工である事
私が最初に建築に携わったのは大工としてではなく現場監督としてでした。
3年ほど現場監督をやっている中で、ひときわ“かっこいい!”と思えたのが大工職人です。
当時では珍しい能登ヒバを扱う工務店で、能登ヒバの美しさとそれを自在に扱う大工の技術に魅了され大工の道へと進むことになります。
しかし、現実は理想とはかけ離れた現場ばかりでした。塩ビ材を張り合わせた造作材、床材はベニヤに薄い単板が貼ってあるフロア材、構造材にいたっては集成材などが主流でした。理想としていた本物の木を扱うことなど殆どありませんでした。
そしていつしか自分の中で膨れ上がった“本物の木の家をつくりたい!”という感情を抑えることができず独立することを決意しました。
今ではこうやって自らお客様にお家をご提案し、本物の木を使いながら大工として家づくりに携れることを幸せに思いながら現場に立っています。
大工は私にとって天職です。
これからもたくさんの木を使って家づくりから家具や小物などさまざまなものを製作し、木のスペシャリストとして木に付加価値を生みだせる大工職人でありたいと思っております。
杉材へのこだわり
杉材へのこだわり
スギは日本固有種で全国各地に植林された木材になり、国内の樹種の中で最も多い植林面積を誇っています。「杉は人なり」と言われることもあるほど、品種や育つ環境条件によって同じスギといってもその特徴にかなりの多様性があり、産地名を冠したスギのブランドは相当の数に上ります。
そんな中、日本有数の杉生産量を誇るのが熊本でその中でも特に小国杉が有名です。
杉材は、材質が柔らかい事からやさしい肌触りと木のぬくもりを感じられる事が大きな特徴といえます。
柔らかいが故に傷付きやすいという弱点もありますが、年月が経つにつれてその傷もご家族の歴史として思い出に変わります。木の家で暮らすぬくもりは何ものにもかえがたい安らぎと癒しを与えてくれます。
木の家は高い家と思われがちですが、熊本は杉の生産量が多いため皆様が想像されているより比較的安価で良質な杉材を手に入れることができます。もちろん化粧材のような高品質な杉材ばかりを使用すると高額なお家になってしまいますが、そこが大工の腕の魅せどころです。用途に合った木を選び大工の手で加工して、余すことろなくその杉材を使い切ることでご予算に合わせた木の家をご提供することができます。
木の家は時間の経過と共に経年変化していくのが一つの特徴です。床や柱や建具などは、人が触れたり陽射しを浴びたりしながら艶をおびた美しいあめ色変に化していきます。そんな“経年の美”をご家族で楽しめるような杉材に囲まれた暮らしはいかがでしょうか。

コンセプト CONCEPT

木心地のいい家
木心地のいい家
大地にしっかりと根をはり私たちに沢山の恩恵をもたらす木々たちは、木材になってもなお生き続け呼吸をしてます。
梅雨時期に建具の開閉がしづらくなったり、冬場の乾燥した時期に床の隙間を感じたり。
それがまさに木が呼吸をしている証拠なのです。
木はお家の中の湿度を感じとり空気中の水分を吸収し放出する調湿作用があるのです。
年中さらさらな無垢材は触れてもごろんと寝転んでも癒されます。
また木の出す香り成分のフィトンチッドにより森林浴のような効果で私たちに安らぎを与えてくれます。
住まう人が「いつも我が家って心地がいいな」って感じられる家が木のお家なのです。
私共はそんな木心地のいい家を皆様にご提供していきたいと思っております。
1つ1つ丁寧に
1つ1つ丁寧に
やすだホームの家づくりは、弊社の代表である保田が大工を兼務しておりますので、設計・施工(大工工事・家具工事)・現場管理を一貫して行います。
毎日多くの業者が工事を行う現場は、日々状況が変化していきます。そういったときに起きるのがトラブルです。
“打合せの色と違う!” “棚の場所が違う!”“営業の人には言ってたんだけど…”等々。これではお施主様にとってのせっかくの家づくりが楽しくない印象になってしまいます。やすだホームは、代表が現場で大工工事を行いながらお客様との打ち合わせ、業者の段取り・調整をおこいますので、そういったトラブルを未然に防ぐことができます。
たくさんの現場を掛け持ちし、業者頼みの現場管理をするのではなく “1つ1つ丁寧に”の心で、代表が先頭に立ち仕事に取り組む。そして各業者が意識と責任をもって仕事に取り組む。
これが良い家づくり相乗効果ではないでしょうか。
お客様の想いをしっかりと形にできる家づくりを目指しております。
手仕事へのこだわり
手仕事へのこだわり
私たちは、技術力に特化したONEチームの気持ちで仕事に取り組んでおります。
近年はオートメーション化による大量生産や工期短縮が主流になっており、ちょっと経験を積めば誰でも作れる家づくりが増えています。
その為、手仕事のできる職人が減り、技術力が著しく低下しております。
これは大工だけではなく、基礎、屋根、左官、塗装、その他たくさんの業種の職人に言える事です。
このままでは建築の未来は閉ざされてしまいます。
技術・知識・経験を持ち合わせた集団であるからこそ、私たちはあえて手仕事にこだわります。
それは難しくきつい道を選択することになります。しかしそこは新しい発想と想像力が生まれる場所になります。それが職人としての経験と財産になり家づくりに良い影響を与えます。そして新たなお家の付加価値を生み出すのです。私たちはそういった職人でありたいと思っております。

三つの和 THREE WA

私たちが大切にする“3つの和”
私たちは“和”をテーマに
家づくりに励んでおります。

和の心
和の心
日本人として生まれ、日本人として誇りをもって生きていくためには和の心を大切したいと考えます。
昔から日本人が大切してきた“人と人とのつながり”が現代社会においては希薄になってきています。その為、人に対しての関心がなくなり相手がどう思うかを想像(推測)できなくなった人(社会)が増えてきているように思われます。
このままだと、長い間受け継がれてきた日本の文化や自然を敬う心を見失ってしまうような社会に変化していってしまいます。
私たちは、そんな社会にならないためにも“和の心”をもう一度見つめ直し、家づくりを通して自然の生命を感じ取り、人として大切な“優しさ・思いやり・つながり”が育めるような社会になる事を願い考えていきます。
和(なごみ)
和(なごみ)
なごみの意味は、“気持ちがやわらいで落ち着く”“心がゆったりとする”などさまざまな意味がありますが、いずれも心を豊かにする意味合いを持っているように思います。では、なごみの家と聞いてまず想像するのはなんでしょうか?
木の家、家族が集まる場所、癒しの空間、家族の気配を感じる家など色々あるかと思います。
私たちが目指すのはこれらを集約した家づくりです。
例えば日々育児に頑張るお父さんお母さんには、子供の気配を感じながらもちょっと一息つける癒しのリビング゙。
おじいちゃん、おばあちゃんには安心して暮らせるやさしい和の家。
床や天井や造作材などに小国杉をバランス良く使用する事で落ち着きのある空間を創ります。自然が生んだ木のぬくもりを感じながら日々癒される木心地のいい家がやすだホームの造る〝なごみの家〟です。
調和
調和
古来“和を以て貴しとなす”という言葉があります。
これは簡単に説明すると“お互い納得いくまで議論する事”という意味です。
お互いが同調するのではなく、協調しあいながら話し合う。謙虚な気持ちで双方を敬い尊重する。これが“調和”です。
これはお客様との関係性、業者間の関係性でも当てはまることだと考えます。
お客様とじっくり話し合い、理想と想いのつまったお家づくりを考える。そしてその理想の中にプロとしての見解を適格にアドバイスする。また各業者とはお互いの専門的知識を尊重し合いながらどの方法が最善の方法かを導きだし、最高の家づくりという目的に向かって協力し合う。
これがやすだホームが目指す調和のとれた家づくりです。