工事リポートCONSTRUCTION REPORT
杖立温泉米屋別荘さん改修工事
No.13 左官の仕事① 杖立温泉米屋別荘さん改修工事
今回の工事で、完成の出来栄えに大きく影響するのが左官工事だと考えております。
特にアプローチ部分とエントランス部分は、お客様をお迎えする大きな役割を果たしております。
今日は、11月初旬に施されたアプローチ部分の擁壁の工事をリポートします。
道路沿いから優しく導かれるようなイメージで作りたいと当初から考えていたので特に重要です。
擁壁の仕上げ方法は“ドイツ壁”
しかも、わざとムラがあるように仕上げてもらいます。
イメージは溶岩石です。
予め、大胆に凹凸を付けた下塗りの擁壁に調色したモルタルを塗っていきます。
その後、骨材を入り調色モルタルをブラシで掃き付けるように施していきます。
いや、掃き付けるというより飛ばし付けるという表現が正しいかもしれません。
これをムラを出す為に、微妙に違う調色モルタルを何工程かに分け繰り返し飛ばし付けていきます。
そしてこんな感じの凹凸のある岩のような擁壁に仕上がっていきます。
実に素晴らしい!
この時期に起こるおこる白華化現象と調色モルタルのコントラストがとっても良い!
施工前
↓↓↓
施工後
いい感じに仕上がってます。
(2021年01月28日 11時54分)