工事リポートCONSTRUCTION REPORT
和が家
床材 (やす治)
前回はアイシネンについてお話しましたが、今回は内部に使う仕上げ材について少しお話しましょう。
まず和が家での一番のテーマは“木の家”です。そのためには床にはもちろん無垢材を使います。やすだホームさんではいつも杉の無塗装の床材(後でオイル仕上げる)を使っているそうです。その一番の理由は、杉独特のやわらかい温もりを感じられるからだそうです。しかしデメリットもあり、傷もつきやすいそうです。しかし、お家を建てられたお客様方は“キズも気になるのは最初だけ、すぐにそのキズも馴染んできて後ではそれも味に変わってきますよ∼∼”と皆さんおっしゃられているそうです。
そんないろんなお話やネットなどで調べた結果、和が家では杉材は杉材ですがちょっと加工を施した物を使う事にしました。
それはうずくり仕上げです。
うずくり仕上げとは表面をブラシ(本来はうずくり専用のブラシがある)みたいなものでこすり、柔らかい部分を削り木目を浮き立たせる仕上方を言うそうです。
これにすると表面の凹凸ができ、キズも目立ちにくいと考えました。そんな理由で今回使ってみます。
次回も素材についてお話します。
(2008年09月25日 06時04分)