工事リポートCONSTRUCTION REPORT
玉名のお家
造作材加工
こんにちは!
やす大工です。
今回は、日ごろ地味~であまり注目されない部分である作業、下ごしらえ(加工)をご説明します。
やすだホームでは、既製品の造作材は一切使っておりません。
その為、作業場での加工作業が必要となります。
※造作材とは、窓枠、巾木、建具枠、手すり、カウンター、家具等、その他色々ありますが、
これらの事を全般的に指します。
加工する材料は、幅が狭い用途の材料は小国杉、カウンターなどの広い用途の材料は吉野杉などを使います。
加工には手間が掛かりますが、その分木材の独特の艶、風合、素材感を生かすことができます。
また、設計の自由度も広がります。
こちらは入り口枠ですが、まず木拾いをし、どの木材をどこに使うかを決めます。
階段板
加工の順番としては、まず必要な寸法にカットします。
そして、厚みを揃えます。
超仕上げでツルツルに仕上げます。
最後は、使う用途に合わせて溝を掘ったり細かな加工を施します。
仕上げは、オイルフィニッシュです。
加工には、これだけの手間暇がかかります。
なので、現場で寸法間違いなどミスをした時は、かなりへこみます(´;ω;`)
これらはまだまだ造作材のほんの一部です。
今から木工事は内部の細かな作業に入っていきます。
一日どこをやったかわからないほどしか進みませんが、地道に頑張っていきます!
加工には、これだけの手間暇がかかります。
なので、現場で寸法間違いなどミスをした時は、かなりへこみます(´;ω;`)
(2020年02月17日 16時21分)