工事リポートCONSTRUCTION REPORT
プチリフォームあれこれ
【熊本の増築・改築】工務店の安心リフォーム
前回に続き今回もお家時間充実のインナーデッキリフォーム工事の様子です。
前回の工事の様子では床下地の工事までお伝えしてました。
今回はその下地に断熱材をはめ込んで行きます。
予め作業場でカットしてきているので、場所がわかるよう断熱材に番号が書いてあります。
断熱材は、1種 厚み60㎜を使用。
コストの問題上、お部屋を完璧な内部としての機能を果たす事ができないので、床からの底冷えを軽減する目的で断熱材を敷きこんでおります。
そしてサッシ下地・・・
この納まりには苦慮しました(◎_◎) ン?
サッシ真上がベランダの手摺になっているので、そこからの雨垂れが予想されます。
出来る限り雨垂れを直接サッシに当てず、且つ最初からサッシがあったかのようにスッキリ仕上げたかったのでとても難しい納まりでした。
サッシ上に水切りを付けていきます。
本来は土台水切り用ですが、これもコスト削減のため別の用途として使用します。
そしてサッシ取付。開口に合わせたオーダーのサッシになります。
サッシ取付後、壁とサッシの隙間部分にモールを取り付けます。
これは玄関サッシのカバー工法を代用したものです。
※カバー工法とは、現在ある躯体やサッシを壊さずに部材などを上から取り付ける工法の事を言います。
リフォームは元々あるお家に手を加えていくので、工夫と知恵と知識が大切になります。
最後に障子はめ込み・・・
サッシ完了です。
スッキリ納まりました。
私はリフォームをする際、特に気を付けている事があります。
それは“仕事を見せない”という事・・・
建築当初からあったかのように、“さりげなく・目立たない”
リフォームの痕跡を残さない事が私の目指す“究極のリフォーム”です。
そうする事で、施工上のトラブル(雨漏りなど)・意匠的なトラブルをなくすことができると考えております。
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(2021年09月10日 12時53分)