工事リポートCONSTRUCTION REPORT
須屋の家~My Dream~
問題はどこにあるか?
今年も残すところ2か月と半月になりました。
年々月日が経つのを早く感じる今日この頃なので、きっとこれからの2か月ちょっともものすごいスピードで進んでいくこと間違いないと思います。
そんなスピードに負けず劣らず、私ことやす大工もスピードアップして頑張っていきます!
この時期は、お天気にも恵まれ乾燥具合もほどよく、お家を建てる季節としては一番適している時期ではないでしょうか。
さて、現場はやす大工が孤軍奮闘しております。
本来この工程時期は、助手の大工(嫁)が金物付けや掃除をしてくれているのですが、現在補助金申請で苦戦しているので現場には来れず、やす大工一人で筋違を付け・金物付け、掃除等をやっております。
マグサ欠き…
間柱建て…
そんな中、少し耳の痛いお話をさせて頂きます。
下の写真は、上棟翌日の写真です。
このように梁が汚れております。
これは、上棟時に汚れたわけではなく搬入時当初から汚れておりました。
それは私が目視で確認しておりました。
多分これは、プレカット工場で付いた汚れではなく、その工場着くまでの流通経路で付いた汚れだと思われます。
これはよくある事です。
しかし、問題はなぜ汚れが付いたのではなく、なぜ汚れが付いたままプレカット加工し現場に出荷したのかが問題なのです。
加工前に汚れに気付き、サンダー掛けさえしていれば簡単に落ちる程度の汚れです。
どのような意識だったかはわかりませんが、当たり前の事を当たり前にやれればこのような問題は起らなかったのです。
どの職種も100点を目指して仕事をしておりますが、なかなか現実はうまくいきません。
しかし最善を尽くし、その仕事に対する姿勢などを見て次にバトンを渡された職人たちが出来なっかった部分をフォローする…
それが、プロの仕事ではないでしょうか。
今回は、問題外です。
後日、加工した作業員たちに現場まで来てもらい汚れ落としをしてもらいました。
“上棟後の現場に来たのは初めてだ!”なんて言ってました。
自分の携った仕事を見せるのもいい経験だったのでないでしょうか。
3人で半日かけてサンダー掛けしていきました。
加工前だったら1時間もかからなかっただろうに…
多分その会社では、“須屋の現場には鬼がいる” とでも言われているのではないでしょうか(;^_^A
こんな感じで青空のもと、現場は和気あいあいと進んでおります。
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(2023年10月13日 13時18分)