工事リポートCONSTRUCTION REPORT
熊本の家
ご上棟おめでとうございます
こんにちは!
やす大工です。
まだまだ暑い日が続いていますが、如何お過ごしでしょうか?
私は連日の暑さでややバテ気味…
無理せず早めの終業を心掛けております。
さて、今日の“熊本の家新築工事”は上棟を振り返ります。
この時は梅雨末期の7月初旬、しかし奇跡的にこの前後数日間は晴れ間が続きました。
【上棟】
大工9人 大六(手元)1人 大工見習兼事務(妻)1人 の総勢11人で初日を迎えました。
今回の工法は、在来軸組工法ではなく、HSS金物工法・オール集成材といういつもと違う工法になります。
簡単に言えばドリフトピン工法です。
在来軸組みのような接合部の仕口はなく特殊な金物を使用するため、
材料の断面欠損がなくなります。
また、断熱材施工後に気密シート張るやり方なので、外回りの梁の内側に先張りシートを張ります。
HSS工法は羽子板などを使わない工法なので、金物の凹凸がなくシートを張るのが容易になります。
2階の小屋組は全部登り梁。
その為、2階の天井高が高く確保できます。
登り梁の上には28㎜のパネルが張られので強度もさらに増します。
パネルに穴が開いてますが、これは通気穴。
小屋裏に溜まった熱を棟換気へ逃がす役割を果たします。
穴の数全部で600個…
プレカット出来ないというので、手加工をしました。
ここからは2日目
小屋パネルの上に垂木を並べ固定していきます。
ちなみにこのパネル、機械を使わず全部手打ちです。
図面に釘のめり込み許容3㎜と書いてあるので、建前初日に大工さん皆で手打ちしました。
野地板。
こちらももちろん手打ち仕上げ!
こんな感じで進んでおります。
いつもと違う仕様なので図面が手放せません。
徹底した管理の下、工事を進めて参ります。
“熊本の家新築工事”
設計監理 オーブルデザイン
施工 やすだホーム
◆❖◇熊本の新築・リフォーム・リノベーションの大工工務店やすだホーム◇❖◆
(2024年08月25日 14時58分)