工事リポートCONSTRUCTION REPORT
玉名のお家
上り框加工・取付
今日は2月らしく久しぶりに寒さが厳しい「玉名のお家」から工事リポートです。
本日は玄関先の「上り框」の加工と取付工事の様子をお伝えします。
「上り框」とは玄関ドアから家に入り、床の上がり口に取り付けてある横木のことを言います。
矢印部分に取り付けます。
框材も床材と同じく小国杉を使用します。
予め作業場でツルツルに加工した框を現場に合わせて加工します。
少しでも玄関土間を広くする為に、土台と干渉する部分を3センチほど切り欠きます。
玉名のお家は、玄関からシューズクロークがL字で繋がっているので框もL字方に取付ます。
当たり前ですが、すかないようにピッタリと付けます!
リボスのオイルを塗って完成です。
やはり、小国杉同士の床材と框は相性が良いですね~!
今、ほとんどの現場では単板が貼り付けてある既製品を使います。
傷などついた場合は、下地のベニアが見えてくる状態になります。
それより、経年と共に傷が付いても味が出る木材を加工して使ってあげた方が断然いいです。
そうする事で少しでも国産材の需要、林業の活性化に繋がればと思います。
地味に頑張ります!!
さー次はいよいよ階段加工です。
やす大工引き継ぎ頑張りますp(^_^)q
(2020年02月20日 14時19分)