工事リポートCONSTRUCTION REPORT
杖立温泉米屋別荘さん改修工事
お風呂間仕切り改修工事 漆喰仕上げ左官工事
米屋別荘さんお風呂間仕切り改修工事も大詰めとなってきました。
現場は、巾木の洗出し仕上と壁の漆喰仕上を行っております。
巾木の部分は、温泉がよく掛かる部分なので強度、劣化性を考慮し洗い出し仕上にしました。
笠木にはのし瓦を使い、瓦の継手は漆喰で仕上げます。
これは下地の状態ですが、すでにカッコイイ!
一方、この日のやす大工は離れ露天風呂の土間を解体します。
劣化による土間の剥離です。
このままだと足を怪我するので撤去し、また同じ洗出し仕上にします!
一気に壊します。
はい!
午前中には終わりました。
仕上サンプル。
改修した感をあまり出さずに、自然な感じに仕上げます。
いわゆる“仕事を見せない”という事です。
私はこのような改修工事には2通りの仕事のやり方があると思っています。
それは、“見せる仕事・見せない仕事”です。
前者は大規模な工事によくありがちですが、リニューアル感を全面に出す仕事です。
これに関しては、あまり難しく考える必要はありません。
カッコよさ・斬新さなど様々ありますが、それらの観点から造ればよいからです。
しかし、後者は地味だけどとても難しい…
新しく造るものを周りに馴染ませ、以前と変わらないように違和感がないように仕上げなければいけません。
既存の邪魔をしないというのが求められます。
今回の工事は、どの工事もそれに当たります。
技術とセンスが問われます。
仕上がりが楽しみです。
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(2022年12月12日 15時23分)